エンタメに生かされている。

エンタメが大好きな20代の日常と推しの話。

孤独と毒。毒と魔法 。~あいみょんの歌詞に勇気づけられた話①~

 

 

あいみょんの曲の歌詞の話をします。

 

取り上げる曲は『葵』『愛を知るまでは』の2曲です。

 

私はあいみょんの曲が好きで、全曲知ってる訳ではないのですがよく聴いています。その中でも特に好きな、というか好きを超越して、頭に残って離れず、人生に大きく影響しているなと思う2曲について書いていきたいと思います。

 

 

ただ2曲分書くと文章がかなり長くなってしまうので・・・この記事では1曲目についてのみ書きます。2曲目については後日アップしますね。

 

 

1曲目、『葵』

2019年に発売されたシングル『空の青さを知る人よ』のカップリング曲で、同年公開されたアニメーション映画【空の青さを知る人よ】のエンディング主題歌です。

私は劇場には観に行けず、後々DVDをレンタルして鑑賞したと記憶しています。予告編などで『空の青さを知る人よ』という曲を先に聞いていたのでこれが主題歌だと思っていましたが、エンディングで別の曲が流れて少し驚きました。

 

この、エンディングで流れたのが『葵』という曲。

 

 

と言っても、当初は正直、(映画タイトルと同じだからか)『空の青さを知る人よ』という曲の方がインパクトが強かったです。『葵』が頭に残って離れなくなったのは、ウォークマンに入れているあいみょんの曲を全曲シャッフルで流しながら、最寄駅から家までの帰り道を歩いていたとき。仕事を辞める事を決めた辺りの時期でした。

 

映画の主題歌として書き下ろされたものかと思いますので、映画の内容や登場人物の視点もこの曲の解釈においては重要なものと考えられます。ですが、敢えて映画の内容とは照らし合わせず、私が個人的に感じた事、どんなふうに勇気づけられたのか、という事を記していきます。

 

(映画もとても素晴らしかったのでぜひ観ていただきたいです!!私は大号泣しました。。)

 

 

以下、歌詞サイトよりサビ前までを引用しております。

(引用元:https://www.uta-net.com/song/275018/

(引用箇所は青字)

 

 

 

きっと僕たちが想像した未来は
幼い頃見つけた石ころみたいに丸っこくて
変な傷跡なんかもなくてさ
平和っていう漢字の通りなんだって思っていた

 

これはもう本当にその通りだなと思いました。

昔思い描いていた、憧れていた人生とは程遠い日々を今は過ごしています。このブログの最初の記事でも触れていますが、私は今年の4月末に退職し、現在無職です。

幼い頃は(大人になってからの)大変な事なんて全然想像できなかったし、まず大変な事とはどんな事を指すのかさえ考える事もない、なんというか、おめでたい頭だったなあと思います。子供なんだからそれが当然なんですけどね。

漠然とした将来の夢みたいなものがあって、それを叶えて、結婚して、出産して。難しい事は考えず、そんなふうに普通に人生は進んでいくものだろうと本気で思っていた時期がありました。

 

 

肝心な凡人は夢を追って島を出た
胸に夢って書いて飛び出したあの大海原へ
変に泣いたって空気が濁るからさ
じゃあねって言う またねって言う
石ころを空に投げた

 

「肝心な凡人」という言葉。言い換えれば「重要な普通の人」という言葉にでもなるでしょうか。きっと皆さんも思っている通り、「肝心」と「凡人」は多くの場合はつながらない言葉ですよね。

ここは、私としては「何も持っていないし特に優れていることも無いけど、何者かにはなれるはずと信じている人」を指すのかなと考えました。私自身がそうだったからです。人より優れていることなんて何一つ無かったのに、地元を離れて大学に通って、そして夢を叶えて、輝かしい日々が待っているはずだと何の根拠も無く考えていました。

 

地元を離れるのは淋しかったですが、絶対に地元を離れたいとも思っていて。定期的に帰省したりもするだろうけど、「いつか夢を叶えて、夢を叶えたことを報告しに帰ってくるね。」という気持ちで私は地元に別れを告げました。

 

 

巨大な力で潰されそうな
孤独には その毒には
独特の世界を呼び起こす
魔法があるよ

 

私が最も強く影響を受けたのはこの部分の歌詞です。

 

 

 

結局のところ、夢は叶う気配も無く、そればかりかどんどん遠ざかって行ったように思います。就職先も、決して夢を叶えられたとは言えないような会社でした。

 

 

色々と悩んで会社を辞める事を決めた時、これ以上会社員として働き続けるのは難しいと思い、新しい働き方を目指そうと考えました。(今はフリーランスを目指して、必要なことを少しずつ勉強している最中です)

現代はフリーランスで働く人も少なくはないですが、大多数の人が会社員として働いている世の中、この選択をすることに不安が無い訳ではありません。それに会社員に向いていないからと言って、フリーランスになったら楽なのかと言われたらそんなことは絶対に無いと思います。周りにもそういった働き方をしている人は居ないので、上手くいくか分からない不安定な状況の中で、独りで頑張らなければならないというプレッシャーがずっと付きまとうことになります。

 

こんな風に、様々な「巨大な力」で「潰されそう」な恐怖を感じている「孤独」な日々です。

 

歌詞にある通り、「孤独」=「毒」です。悪いものです。

孤独は人を寂しがらせる、そして時には容赦なく追い詰めるものです。

だけどその「毒」が持っているのは悪いものだけではありません。

それが「独特の世界を呼び起こす魔法」なんですね。

 

この言葉たちにすごく励まされました。挑戦する勇気を貰えました。

 

この歌詞の意味を考えた時、自分の中にあった「毒」が「魔法」に変わったんです。

人とは違う道を行こうとすること、それは確かに孤独だし、茨の道を進むことになるかもしれません。それでも、自分だけが呼び起こせる世界がきっとあると、信じてみようと思いました。

 

それに、「魔法」というのは本来、ファンタジーの世界に存在する力や術の事を指します。つまり「孤独」は、現実世界の人間には扱うことは不可能なほど大きな、不思議な力をも持ち合わせているということですね。

 

この先どんな事が待ち受けているのか、どこまで頑張れるのか。今は不確かな事ばかりです。でもこの「魔法」があるから、どんな事が待っていても大丈夫。明るい未来が予感できる力もこの歌詞から貰いました。

 

 

 

 

 

 

以上、『葵』の歌詞と自分への影響を書かせていただきました。

 

本当はサビについても書きたかったのですが、以前他の方がブログで言及されているのを読んだことがあり、そこで述べられていた解釈にとても納得できました。ですので自分で書こうとしても、その方の言葉をほとんどお借りするような文章になってしまうなと思ったので今回はここまでにさせていただきます。これ以上書くと長文すぎる気もしますし・・・笑

 

 

もちろんあいみょんが書いた歌詞な訳ですが、冒頭から私の話???と錯覚してしまうほど、自分のこれまでの人生そのものを歌われているような感覚。そして今の自分へのメッセージとして捉えたい素敵な言葉たち。

 

 

私はこのブログの1つ目の記事の中で、在職中の自分について、“「ちゃんとしなきゃ」「完璧に頑張らなきゃ」という呪いをかけてどこまでも自分を追い込んでしまった”と書きました。

 


これからも私は必死で頑張らなければならないのですが、それでもこういう呪いをかけることは止めて、今度は自分に魔法をかけていけたらと思いました。

 

 

それにしても、「孤独」「毒」「独特」という言葉のリズム感も良く、ネガティブな印象の言葉が転じて「魔法」というキラキラした言葉に変わっていくというのはお見事ですね。。文章としても美しい。作詞をしている方ってすごい・・・と改めて思います。

 

この歌詞に出会えたことに心から感謝。ここで書き記した感動をずっと忘れずにいたいです。

 

 

 

 

以上、あいみょんの歌詞に勇気づけられた話①でした。

読んでくださってありがとうございます。

 

2曲目「愛を知るまでは」についても、どんな点で励まされたのかはこの記事の内容と似通ったものではありますが、個人的な「歌詞を紹介したい!!」という熱もありますので、後日アップできましたら少しでも読んで頂けると嬉しいです。

 

 

2番の歌詞もとても良いので最初から最後まで、歌詞に注目しながら聴いてみてください!